本当に怨みを抱いている人だけがアクセスできるホームページ。しかも午前0時にしかアクセスすることが出来ない。カーソルが点滅する欄に、怨んだ相手の名前を書き込んで送信ボタンをクリックすると。閻魔あいに依頼が届き、地獄少女と契約を交わすことが出来る。昔は地獄絵馬や新聞などから、閻魔あいに依頼をすることができた。現代では、パソコンや携帯電話からアクセスができる。ほとんどの人は、ただの都市伝説だと思っている。
地獄少女に豹変したあいが、怨まれた者に行う天誅。一目連・骨女・輪入道・山童(通称・四藁)の悪戯のような仕置きの後で、あいが現れる。「…イッペン、死ンデミル?」の言葉を合図に異空間が現れ、怨まれた者はあいを船頭にした小船へ乗せられ、地獄の川を堕ちていく。
▼ 地獄少女は正義の味方ではないの?地獄少女は依頼者や依頼内容を選ぶことはできない。正義でも、全くの逆怨みでも依頼者の指定したターゲットを地獄流しにしなければいけない。なぜならば、かつて起こした事件の罰として閻魔あいは地獄少女をしているからだ。また、この法則に逆らえば、地獄からさらなる罰を受けることになる。
▼ 地獄少女の起こした事件って?約400年前、あいが村のために死ななければいけない出来事があり。その際の裏切りに絶望したあいが、修羅となって村を全て焼き尽くしたこと。
▼ 胸に刻まれるあのマークは何?地獄少女と契約し、藁人形の赤い糸を解いた人に現れる地獄の紋。死後、魂が地獄に行くことを確約したマークである。紋はどんなことをしても消えることはなく、依頼者は一生それを見るはめになる。
▼ 妖怪たちと閻魔あいの関係は?それぞれの事情で妖怪化した者たちが、あいに誘われて仲間として集まったもの。主従の契約があるわけでなく、四藁たちとあいの関係は信頼のうえに成り立っている。きくりの正体は、明らかにされていない。